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帯留めを知ると、着物がもっと好きになる

― 学ぶほどに楽しくなる、帯まわりの小物 ―

 

着物のコーディネートの中で、ほんの小さな存在でありながら、全体の印象を大きく左右するのが「帯留め」です。

「難しそう」「上級者向け」というイメージを持たれがちですが、実は帯留めは、知れば知るほど着物を身近に、そして楽しくしてくれる帯まわりの小物。 このコラムでは、帯留めの歴史から職人の技、現代的な楽しみ方、そして初心者の方が気軽に取り入れるヒントまでを、順を追ってご紹介します。

帯留めの歴史 ― 江戸の粋から生まれた帯まわりの小物

帯留めの起源は、江戸時代後期の町人文化にさかのぼります。 当時は贅沢を控える風潮の中で、「控えめな中に個性をにじませる」装いが粋とされていました。

華やかな着物そのものではなく、 帯まわりの小さな部分で遊ぶ——その感覚から生まれたのが帯留めです。

もともとは根付や簪、装飾金具などとして使われていたものを帯締めに通して楽しむ工夫が広まり、 次第に「帯留め」として定着していきました。

目立ちすぎず、それでいて確かな存在感を持つ。 帯留めは、日本人ならではの美意識が凝縮された小物ともいえるかもしれません。

 

小さな中に宿る、職人の技と価値

帯留めは非常に小さなアイテムですが、その制作には高度な技術が詰まっています。
金属細工、七宝焼、陶器、ガラス、漆、彫金—— 素材によって必要な技法は異なり、いずれも熟練した職人の手仕事によって生み出されています。

安価なものから、超がつく高級品まで、 帯留めの価格や評価に幅があるのは、 作り手や技法の違いによるところが大きいようです。

こうした帯留めを知ることは、 単におしゃれを楽しむだけでなく、 日本のものづくりや職人技を次世代へつないでいく視点にもつながります。

現代の帯留め ― ファッションとしての自由な存在感

現代では、帯留めの楽しみ方はさらに自由になっています。

季節感を表現したモチーフや、 洋装にも通じるモダンなデザイン、 遊び心のあるユニークな作品まで、 ファッションアイテムとしての存在感が高まっています。

また、レジンなどを使った手作り帯留めや、 ブローチやネックレスを帯留めとして活用するなど、 発想次第で楽しみ方が広がるのも魅力のひとつ。

「きちんと守らなければいけない決まり」よりも、 自分らしさを表現するポイントとして取り入れられるようになってきています。

 

初心者こそ楽しめる、帯留めの取り入れ方

帯留めは、最初から高価なものを選ばなくても大丈夫です。
まずは、 「着物を楽しむ一つのアイテム」として、 気軽に取り入れられるものから始めてみると安心です。
実際に身につけてみることで、 帯まわりのバランスや、 コーディネート全体の変化を体感できるようになります。
そうした経験を重ねるうちに、 素材や技法、作り手に自然と目が向き、 帯留めの奥深い魅力へ目が向くようになるかもしれません。

 

帯留めを知ることは、着物をもっと楽しむこと

帯留めは、 着物の装いにそっと寄り添いながら、 その人らしさを映し出してくれる存在です。
「少し見てみたい」「試してみたい」と思えること自体が、この小さな小物の魅力なのかもしれません。

帯留めに触れることで、 きっと着物がもう一段階楽しく、身近なものになっていく。
そんなきっかけのひとつとして、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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執筆:日本和装オンライン運営

 

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